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クレイ<キーワード:クレイ・カオリン・モンモリオナイト>
2007年12月17日
寒い冬の季節がやってきました。寒さをしのぐために、昔から食事には根菜(こんさい)を積極的に摂るとよいとされ、この時季、ダイコンやニンジン、ゴボウ、レンコン、芋類を使った料理レシピが多く登場することでしょう。
根菜とは土壌中にある部分を利用するものを指します。東洋医学では土の中で育つ植物は陰陽の「陽」を指し、体を暖める食材ともいわれ、寒さに負けない体づくりに一役かっています。
また冬といえば、多くの人が悩まされているのが肌の乾燥。ほとんどの女性がクリームや保湿剤でケアしているのではないでしょうか。そのような中で注目されているものの一つに、根菜と同じように土壌中の栄養分をたっぷり含む「クレイ(粘土)」があります。クレイというと吸着力・クレンジング力が高く、夏のケア用というイメージが強いようですが、種類によっては保湿力の高いものもあり、保湿ケア用のフェイスパックなどに活用されています。

野菜や果物、植物の根から吸収されるミネラルはすべて土壌中から送られていますが、この土壌の中には実はさまざまな鉱物が存在し、その一つがクレイ(粘土)。粘土鉱物は粘土を構成する鉱物で、主成分は層状珪酸塩鉱物(フィロ珪酸塩鉱物)、いわゆる天然の珪酸アルミニウム(アルミニウム・珪素、酸素の配合物)です。クレイの主な成分は珪素(けいそ)で、動・植物では骨格や細胞壁を構築・補強する元素として働いているため、人間の爪や髪、骨などに吸着してその構造を強化する働きをもつともいわれています。

クレイにはカオリン以外にモンモリロナイト、クロライトと呼ばれるものがあり、日本でもこれらは自然素材として販売されています。安全性の高いものが多いのですが、自然のクレイ(土)を食す国では安全を期して必ず煎ってから食べたり、また、ガーナでは、頁岩採石場に露出した先カンブリア紀の地層からエコとよばれる粘土を掘り出し、日向で干してから市場で売られているそうです。このエコの主成分はカオリンで、エコは胃腸障害の特効薬となり、イギリスでは下痢の治療に適したカオリンが採掘されているといいます。

日本では、クレイはさまざまな食品・化粧品に添加物として含まれています。例えば、カオリンは白陶土のクレイといわれて不溶性鉱物性物質に類され、醤油、日本酒、ガムなどに製造用剤として使われています。化粧品ではベビーパウダー、ファンデーション、リキッドパウダー、フェイスパック、口紅に白色顔料、増量剤、皮覆剤として使われています。

安全性が高くナチュラルな使い心地で、ハンドメイドコスメの素材としても人気のクレイ。
冬本番の乾燥対策に備えて、あなたも取り入れてみてはいかがでしょうか。

参考:Wikipedia、動物たちの自然健康法ほか

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